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田舎は子育てしやすい?メリットデメリットについて解説

2023年1月29日

こんな方におすすめ

  • 小さな子供がいるんだけど田舎に移住しても大丈夫?
  • 田舎は子育てがしやすいって本当?
  • 田舎だからこその不便な点は?

こんにちは。こもく(@komoku291)です。

小さなお子さんがいるご家庭では、お子さんの健康、教育が最大の関心ごとではないでしょうか。

一般社団法人 移住・交流推進機構が、地方移住に興味がある2,30代500人を対象に行ったアンケートの調査結果は以下のとおりです。

移住に興味がある理由

1位:自然にあふれた魅力的な環境(50.4%)
2位:子育てに適した自然環境(38.4%)
3位:子供の教育・知力・学力向上(22.0%)

出典:「コロナ禍における若者の移住動向調査」(2022年5月13日 一般社団法人 移住・交流推進機

上記調査をみても、移住を考えている方は子育てに興味関心があるようです。

では実際のところはどうなのでしょうか。

福井県に生まれ育ち23年間福井に住んでいるぼくが、田舎で子育てをするメリット・デメリットを解説していきます。

田舎で子育てするメリット

1.自然が豊か

田舎ほど自然が豊かなので自然と一体となって遊ぶことができます

川や森もありますし、公園なども多いです。

ぼくも小さい頃は花の蜜を吸ったり虫取りに夢中になったりしたものです。

2.広い家に住める

田舎は家賃が安いという恩恵も受けられます。

お子さんがいるご家庭だとある程度の広さの家が欲しくなることでしょう。

その点田舎だと家賃を抑えながら広い部屋で暮らすことができます

場合によっては家を購入するということも検討できるかもしれません。

3.保育園の待機児童が少ない

厚生労働省の調査によると、東京、神奈川、千葉、埼玉といった首都圏は待機児童数、率ともに高い数字になっています。

一方、北陸3県をはじめとした地方は待機児童は少なくなっています

なので田舎なら小さなお子さんがいらっしゃっても安心できますね。

参考:保育所等関連状況取りまとめ(令和4年4月1日 厚生労働省)

4.自治体によっては子育て支援の助成がある

移住先によっては、子育てを支援する助成があるケースがあります

例えば福井県では児童手当、医療費助成。

また福井県では独自に、子どもが2人以上いる家庭の保育料などを軽減する制度なんかもあります。

ぜひ移住前に自治体が行っている子育て支援についても調べてみてください。

参考:福井県子育て応援サイト「ふく育」

5.親に子供の面倒を見てもらえる

Uターンで田舎に帰る人もいるでしょう。

その場合は親御さんに子守りをしてもらえるのもメリットです。

田舎では共働きの率も高いですが、その間安心して預けられるというのはいいですね。

田舎で子育てするデメリット

1.進学先が限られてくる

ここからはデメリットです。

田舎は学校の数が少なく、進学先が限られてしまうというのはマイナスポイントです。

また有名進学塾なども少ないので激しい競争もありません。

高いレベルの教育を受けさせて有名校に進学させたいという人は都会の方が向いているかもしれません。

しかし最近ではオンラインで授業が受けられるサービスも充実してきているのでそちらも検討してみてください。

2.遊べる場所が少ない

田舎では都会ほど遊べる場所がありません

美術館や博物館も少ないですね。

ですがメリットでも述べたとおり自然はたくさんあります。

遊園地やテーマパークこそ少ないものの、工夫次第ですが遊びに困るということはないでしょう。

3.医療機関が少ない

けがや病気をした場合、医療機関が少ないということも感じるかもしれません。

直近だとコロナのワクチンを打ちに行こうとしたときに医療機関の少なさを実感しました。

またあまりに田舎だと、もしもの時救急車を呼んでも時間がかかるということがあるかもしれません。

まとめ:譲れない点、妥協できる点を考えておくのが重要

子育てするにおいて都会でも田舎でもメリットデメリットはあります。

重要なのは、あなたやあなたのお子さんにとって何が大事かを考えておくことです。

その判断軸をもってしっかりリサーチしていれば、移住して後悔することは少なくなるでしょう。

それではまた!

  • この記事を書いた人
こもく

こもく

福井県出身|大阪府在住|1992年生まれの31歳|地方公務員→経理マン→Webライター|「自分に合った仕事で人生を楽しむ人」を増やすため、ブログで発信活動をしています

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